スプリンターズSの注目馬たち
いよいよ秋競馬GI第1弾スプリンターズSとなります。
そして来週は凱旋門賞。
ジョセフ・オブライエン厩舎のアルリファーと挑む武豊騎手が、オウニングヒルで調教に跨ったとのこと。私も1度、調教見学&ジョセフ調教師のインタビューに足を運びましたが、山の中にあるプライベート調教場は美しさと大自然の澄んだ空気に包まれ、神聖という言葉がピッタリの場所。今回の記事に、あの日の光景が蘇ると同時に、今年こそ、武豊騎手が凱旋門賞制覇をする瞬間を見たいと願います。
さて話を先週の競馬に。
中山で行われたオールカマーですが、勝利したレーベンスティールは前向きすぎる気性を終始、ルメール騎手がなだめての内容。
嫌気をおこさないように我慢させ、最後は一瞬の隙をついての伸び。人馬共に流石の内容でした。また終わってみればスローなこともあり、内・先行での1・2・3。騎手の判断も大きく影響しての結果にも映りました。
今開催の中山は、一貫して時計が速く内有利の馬場傾向。今週末は、執筆時点で土曜日は雨模様で日曜は曇りですが、天気と最終週を踏まえて馬場がどうなるのか? そこも大きなポイントです。
軸は、このコラムでも度々推奨してきましたがサトノレーヴ。この馬のポテンシャルの高さを感じたのは、10か月振りの休み明けで見せ場たっぷりの4着となった阪急杯。その後3連勝ですが、これは納得の内容。それに加え、前走は+16kgと体を増やして可動域も以前よりも大きくなっており、ここにきて成長振り&本格化を感じるものでした。
またこの馬の良さは、レースを組み立てられるところ。スタートセンスと二の脚があり、流れを見ながらの立ち回りができ、タラレバが少ない。また鞍上は前走に引き続きレーン騎手騎乗というのも安心。
相手にマッドクールやママコチャ、オオバンブルマイは押さえておきたい馬。ナムラクレアとトウシンマカオは、個人的にはもう少し外目の枠の方が、レースが運びやすかったようにも…。
あと、馬場が渋り外差し傾向&時計がかかるようならば、久々の1戦とはなりますがヴェントヴォーチェも配当的に狙ってみたくなりますし、高松宮記念時よりも脚捌きが軽くみえるビクターザウィナーも鞍上含めアナドレナイ馬に思えます。
買い目はもう少し考えます。
それでは皆さん、また次週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。