今週末はスプリンターズS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見るノーザンダンサー系にゴーンウェストを足された馬にマッチするレース
スプリンターズSは日本の主流血統サンデーサイレンス系の影響を薄めて、欧州の主流系統であるノーザンダンサー系の血を強調した馬が走りやすいレース(血統系統、国別血統タイプはスマート出馬表を参照)。
そうなる理由はサンデー系の長所であるトップスピードとは相反する加速力と馬力が問われるため。欧州ではノーザンダンサー系が主流血統になるのも、日本よりも加速力と馬力が問われるから。
昨年のスプリンターズSも父ノーザンダンサー系のママコチャ、マッドクールが1、2着。ともに母父はサンデー系ではない馬。マッドクールはサンデーを持たないアイルランドの生産馬。
一昨年のスプリンターズSも勝ち馬ジャンダルムは父がキトゥンズジョイ。ノーザンダンサー系。
3年前の勝ち馬ピクシーナイトは母父がノーザンダンサー系のキングヘイロー。父は非サンデー系のモーリス。スプリント戦に強いノーザンダンサー系であるデインヒル、フェアリーキングの血が主流血統であるオーストラリアのスプリント戦でもG1馬を出した種牡馬。ノーザンダンサー系が強いハイレベルレースを得意とする種牡馬。
今年の出走予定馬には父ノーザンダンサー系で昨年1、2着のママコチャ、マッドクールも出走しますが、注目は香港から出走するムゲン、ビクターザウィナー。
ムゲンの父はディープフィールド。父系にフェアリーキング。同馬を父系に持つ馬はスプリント戦での能力にも優れた馬を多数出し、オセアニア、香港多数の名馬を出しています。
日本でもその血を父系から継ぐシンコウキングが高松宮記念を勝ち、香港馬のウルトラファンタジーもスプリンターズSを勝ちました。
ディープフィールドの母父はイルーシヴクオリティ。スプリンターズSを勝ったタワーオブロンドンの父の父も同種牡馬。その父ゴーンウェストの血を継ぐ馬は日本の芝スプリント戦でのスピード勝負にも強く芝ダート、問わずJRAでも短距離戦のレコード決着ではゴーンウェストを持つ馬が多いです。先日のカンナSでレコードを出したエコロジークもゴーンウェストを持つ馬でした。
ビクターザウィナーの父はトロナド。ノーザンダンサー系種牡馬。同種牡馬の母父グランドスラムもゴーンウェストの産駒。
サンデーサイレンスと相反する血で短距離適性を強化された配合が走りやすいためにノーザンダンサー系が走りやすいわけですから、同じく適性がピッタリなのはサトノレーヴ。父ロードカナロア、母父サクラバクシンオーはともにスプリンターズS勝ち馬。サンデーサイレンスを持たない配合馬。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のスプリンターズS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!