みなさま、ご機嫌いかがでしょう? 毎週予想家を放浪し、丸乗りを続ける運営担当Mでございます。
先週のスプリンターズS(GI)は9番人気ルガルが優勝。前走の高松宮記念(GI)では1番人気に支持されながら10着と大敗。その後は骨折が判明し半年ぶりの出走となりましたが、見事な走りでGI初制覇を達成。鞍上の西村淳也騎手も今回が初のビッグタイトル獲得となり、人馬共に嬉しい勝利となりましたね。
そして2着に5番人気トウシンマカオ、3着には4番人気ナムラクレアが入線。上位人気馬が馬券圏外となり、三連単は29万超えの波乱となりました。
さて、今週からは東京、京都、新潟での3場開催となります。今週の重賞競走は土曜日の東京競馬場でサウジアラビアRC(GIII)、日曜日の東京競馬場で毎日王冠(GII)と京都競馬場で京都大賞典(GII)が行われます。
その中から今年で75回目を迎える毎日王冠をピックアップ。
今年の出走予定馬を見ると、GI勝ち馬がいません。JRAがグレード制を導入した84年以降、毎日王冠でGI馬が出走しないのは今回が初めてとなります。昨今の競馬は前哨戦を使わずに本番へ向かうパターンが多くなっています。特に十分な賞金を獲得しているGI勝ち馬はその傾向が強くなっているように感じます。来年以降の毎日王冠でもGI馬が出走しないケースが出てくるのではないでしょうか。
GI勝ち馬が出走しない今年の毎日王冠は混戦模様です。想定オッズも割れており、確固たる軸馬が不在という印象です。東京の開幕週で馬場や展開次第で結果が変わってくるようなメンバー構成に映ります。ここはそういった馬場や展開などを加味した予想家さんを頼りに毎日王冠を攻略したいと思います!
このコラムでは、毎週「いま注目したい好調予想家」に当週の重賞で丸乗り。今回は俺プロ出身で芝特化型の「芝しばお」氏に丸乗りしたいと思います!
「芝しばお」氏
「芝しばお」氏はその名の通り、芝に特化した予想家さんです。「芝しばお」氏はアナログで予想されているそうで、1週間に最大72レースを予想するのは難しいとお話しされています。そこで大きなレースも多い芝に特化したデータ収集を開始し、芝での予想精度を高められているようです。
「芝しばお」氏の予想は出走馬の能力を時計で表すという独自な手法となっています。「芝しばお」氏が例として挙げているのが1勝クラスの芝2000mでの予想。例えば、このレースはスローになりそうなメンバー構成で1番人気の馬は差し馬。その1番人気は能力を時計で表すと2分0秒5。10番人気で逃げるであろう馬は2分0秒7。1番人気と10番人気のタイム差は0秒2ですが、ここはスローになりそうなメンバー構成である事を考慮すると、逃げる10番人気の馬の方が有利という手法を用いています。
そこに展開面を加味し1000mの通過タイムやその後のラップ、ラスト3ハロンでの各馬の位置取りを想定。最終的な走破タイムを予測する事で予想精度はグンと上がるそうです。そのほかにも騎手や調教、ローテーションなど様々な要素も加えた上で買い目を考えられているようです。
先週のスプリンターズSでは、優勝したルガルを本命に指名。対抗には2着に好走したトウシンマカオ。さらに3着には相手候補として評価したナムラクレアが入線。単勝やワイド、馬単、三連複と公開した式別が全て的中し、382,450円の大幅プラスを記録しています。
公開した式別が全て的中
そんな絶好調の「芝しばお」氏ですが、成績が良いのは先週だけではありません。今年の年間回収率は115%。的中率も20%と高い数値を残しています。これだけの高い回収率を記録しつつ安定した的中率を残せるのは、「芝しばお」氏の予想精度が優れている証拠と言えるのではないでしょうか。
重賞でも今年の回収率は129%と勝負強さも兼ね備えています。今年の毎日王冠は混戦ムードですが、絶好調で大きな舞台にも強い「芝しばお」氏に託せば良い結果が得られるはずです。そうなる事を夢見ながら今週末の競馬を心待ちにしたいと思います!