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セントライト記念で“デムルメ”重賞ワンツー! レース後、ルメール騎手からまさかの「ごめんなさい」!?

  • 2024年10月08日(火) 18時02分
ミルコレビュー

▲ミルコ騎手が9月のトピックを語ります!(c)netkeiba


9月29日の中京7RでJRA通算1300勝を達成したミルコ騎手。喜びもひとしおだったという記念すべき勝利のほか、セントライト記念、交流重賞など9月の競馬を振り返りました!

日本ダービーに続いて騎乗したコスモキュランダについては、菊花賞への気合も十分。セントライト記念後、勝ったルメール騎手に「ミルコ、ごめんなさい、ごめんなさい」と言われた意外な理由とは...!?

(取材・構成=森カオル)

「菊花賞は本当に頑張りたい」コスモキュランダに感じた実力


──9月29日の中京7R(3歳上1勝クラス・芝1600m)をヨウシタンレイで勝利し、現役では14人目となるJRA通算1300勝を達成。おめでとうございます。

ミルコ ありがとう! よかった、よかった(笑)。

──「あと1勝」がしばらく続いたこともあって、セレモニーでミルコさんらしい素敵な笑顔が見られてホッとしました。

ミルコ 後ろにみんな並んでくれて、ものすごくうれしかったね。なにしろ1カ月近く勝てなかったからねぇ。もしかしたら、今年はもう1勝もできない!? と思ったくらいヤバかった(苦笑)。前走も乗せてくれた藤野(健太)先生と勝てたこともうれしかったです。

ミルコレビュー

▲ジョッキーたちも集まり和気藹々とした記念セレモニーに(c)netkeiba


──ヨウシタンレイといえば、2着、3着がとても多い馬。ここ2戦手綱を執ってみて、どういう馬だと感じましたか?

ミルコ 2走前に初めて乗ったときには、やめそうになったりとか、耳を絞ったりとかしていたから、ちょっと性格が難しいのかなと思った。直線に向いたところでちょっと(松山)弘平の馬と当たっちゃったんだけど、それを馬がすごく気にして本気で走っていない感じもしたから。それでも最後だけ頑張って3着まできたし、1回乗って癖がわかったこともあって、スムーズだったら次はもっといい競馬ができるなと思ってました。

──前走は好スタートからすごくスムーズでしたね。

ミルコ そうですね。もともと1200m、1400mを使っていた馬だから、1600mのスピードは楽です。今回、パドックでプラス12キロというのを知ってちょっと心配していたけど、調教をしっかりやっての数字だから、成長分もありましたね。本当によかった。

──9月といえば、セントライト記念のコスモキュランダについてもお聞きしたいです。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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