スマートフォン版へ

先週の競馬、そして今週

  • 2024年10月11日(金) 12時00分

秋華賞の見解


 凱旋門賞、今年も残念な結果となりましたね…。

 現地入りしていたスタッフの話だと、さほど馬場状態は悪くならないとのことだったので、良に近いイメージの中での予想をしましたが、結果、真逆に。

 秋競馬予想ボロボロです…。

 さて話は変わり、この2週間は様々な仕事が舞い込みバタバタでした。

 イベントや競馬の中継出演に加え、パーティーの司会や競馬学校41期生の模擬レース配信、そして川崎競馬場での競馬教室やオリンピック銅メダリストの戸本さんとの対談、NHKの競馬関連の番組収録など、毎日、違う場所で違う方と出会う日々でした。

 と同時に、はじめてお目にかかり、お話をさせてもらう方も多く、刺激的な瞬間や過去にお会いしたアスリートの方々とかぶる内容もあり、改めて思考の大事さを認識する時間にもなりました。

 私自身の過去もそうでしたが、日本人の良さは勤勉で真面目な反面、一つひとつのことに一喜一憂し、心が疲弊しやすい状況に陥ってしまいやすい傾向にあると思えます。

 物事をあまり点で見すぎずに線として捉え、失敗やミスも人生における必要な学びと捉える事が重要だと、戸本さんの話に感じました。

 この模様は、中山馬主協会のホームページに掲載予定ですので、よかったらご覧ください。

 さぁ今週は牝馬三冠のラストとなる秋華賞。


 春の走りから中心格と思えるのはステレンボッシュですが、陣営のコメントにもあるように追い切りの動きが、ラストもう1つガツンとしたケハイが欲しいようにも…。

 ただそうは言いながらも、牝馬の仕上げに絶大な信頼がおける国枝厩舎。

 終わってみれば老婆心となるような気もしますが、当日の様子には注目です。

 逆に非常に良い追い切りと感じたのが、チェルヴィニア。弾むフットワークでバランスのとれた走り。併せ馬でのラストもムキになるのではなく、走りたくてウズウズしているような表情にも感じとれ、心身共に状態の良さが伝わりました。個人的に桜花賞は、休み明けでユルサを感じる馬体でした。それがオークスでは一変していましたし、今回においても好勝負が期待できると思えます。

 買い目や印は枠発表後、考えます。

 なんといっても、京都内周りコースは器用に立ち回れる馬に分があるコース。

 枠や馬の並びが特に重要…考えます。

 それでは皆さん、また次週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング