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【秋華賞予想】チェルヴィニア、ステレンボッシュは絶対的ではない!? “ドゥラメンテの再来”を思わせる穴馬とは

  • 2024年10月11日(金) 18時02分
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▲上位人気が予想されるチェルヴィニアとステレンボッシュ(撮影:小金井邦祥、netkeiba)


競馬アナライザーのMahmoud氏が、動画解析を駆使して科学的に競馬を分析する連載コラム。

スプリンターズSではルガル、先週行われた京都大賞典ではシュヴァリエローズを推奨し、連載開始から2週連続で“神分析”を披露。

今週は京都大賞典を「斤量」の観点から振り返り、秋華賞の展望へ。出走馬の過去レースから個別ラップを解析し、京都芝2000mを走ったと仮定した想定タイムを算出しました。果たして、“3強”以外から選ばれた本命馬とは?

(構成:Mahmoud、netkeiba編集部)

2週連続で推奨馬が勝利! 京都大賞典に隠された別定戦の罠


──先週の京都大賞典では、推奨馬シュヴァリエローズが1着となりました。驚くような走りにも見えましたが、Mahmoudさんとしてはこのパフォーマンスは想定内というところですよね?

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▲シュヴァリエローズの過去11走の指数比較表(作成:Mahmoud)


Mahmoud シュヴァリエローズのSP指数はキャリアハイ。距離延長の舞台で、本来の資質を開花させました。ラップバランス的には後半の方が若干速いのですが、各区間の指数値は比較的似たプラス幅となっており、2400mを平均的なペースで走り切りました。言い換えれば、2000m戦までの距離より遅い平均スピードで走り続ける展開となり、本来の能力が結実したと解釈できます。

──レース前から、ミオスタチン遺伝子TT型であるディープインパクトの産駒ゆえ、2000m超のレースに適性があると見立てていましたよね。逃げたケイアイサンデラが最初の1000mを58.7秒と速い流れで通過。全体的に差しが決まる流れだったと言えますか?

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動画解析から個別ラップタイムや完歩ピッチを計測し、競馬を理論的に解明する唯一無二の競馬アナライザー。過去には競馬雑誌サラブレなどで活動。「Mahmoudの競走馬研究室」でしか見られない独自の理論をお楽しみください。

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