スマートフォン版へ

【菊花賞予想】細江純子さんが出走予定10頭の馬体を診断!

  • 2024年10月15日(火) 18時00分
細江純子

▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)


ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんに菊花賞出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。


ウエストナウ

栗東・佐々木晶三 牡3


ウエストナウ

▲10月10日撮影(c)netkeiba


 首差しが太く短く、胴も詰まって重心が低い。肩回りやトモの筋肉量が豊富で、パッと見、芝というよりもダート馬的な印象を受けます。前走の+18kgは、成長分を感じさせるものであると同時に、いかにも休み明けらしいユルサも感じさせました。それが1度叩かれたことで、ネジがしまってきている様子。上積みは見込めると思いますし、当日、力のいる馬場となった時の方が、この馬に向くと思えます。

エコロヴァルツ

栗東・牧浦充徳 牡3


エコロヴァルツ

▲10月9日撮影(c)netkeiba


 皐月賞・日本ダービー、そして前走においても、馬自体は調子の波が少ないように映りましたし、他馬に比べてもネジの締まりが良く完成度の高さを感じる馬体でした。しかしその一方で、胴の詰まり方から本質的にはマイラーにも思えていました。さて今回ですが、毛ヅヤも素晴らしいですし、肩回りやトモの筋肉量もしっかりとしています。安定した状態の良さが伝わりますが、やはり全体の体の作りを考えると、距離的な面とハミの感じから距離は長いように感じるので、ポイントはいかに道中をリラックスして走れるか? だと思います。

ショウナンラプンタ

栗東・高野友和 牡3


ショウナンラプンタ

▲10月10日撮影(c)netkeiba


 休み明けの前走がマイナス体重に加え、全体的にユルサが目立ちました。またパドックにおいても、重心が前に落ちた歩きで、正直よく映りませんでした。想像ですが、青葉賞からの日本ダービーもあり、春の疲れがとれず、体重を戻しながらの調整だったように思えます。よって今回は、上積みよりも、レース後のダメージが気になっていましたが、別馬のように一変。四肢でしっかりと大地を捉えた立ち姿勢をしていますし、筋肉のメリハリもでて力強さを感じます。確実に前走以上のデキと見ていいと思えます。

ダノンデサイル

栗東・安田翔伍 牡3


ダノンデサイル

▲10月9日撮影(c)netkeiba


 凄くよくなっていると思います。特にトモ。春はここまでボリュームがなく薄い印象でしたが、

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング