対象レース：2024年9月22日(日)中山11R オールカマー

「指原指数」は、馬の勝率予測とオッズ予測という2つのファクターを基に算出されています。この2つの要素を組み合わせることで安定した回収率を実現しています。



　まず1つ目のファクターである勝率予測は、タイムや過去の成績、騎手、調教の内容など、競馬における基本的なデータを網羅して計算されています。

　昔は、勝率予測だけで期待値を算出することができましたが、競馬業界はAIの発展とともに変化しました。現在、機械投票やAI予測の普及により、締め切り直前でオッズが急激に変動することが増えています。そのため、勝率予測だけでなく、オッズ自体の予測も必要となりました。「指原指数」では、オッズの変動を予測する2つ目のファクターとして、AIや大衆が好む要素を強調したオッズ予測を導入しています。この2つの要素を統合して、期待値の高い買い目を提示することを目指しています。

「指原指数」は、日々何千、何万レースものデータを元にシミュレーションを行い、常に最適な予想を提供できるよう調整されています。可能な限り多くのデータを取り入れつつ、細かな見直しを日々続けています。この継続的な調整により、指数の精度が保たれ、高い回収率を維持しています。

「ウマい馬券」では、1日に1つの勝負レースを設定し、単勝回収率は110％を超えています。勝負レース以外にも勝負できるレースが多く存在しており、今後はそれらをより明確に区別し、わかりやすく提供できるよう計画中です。

　今回の「オールカマー」では、1番人気のレーベンスティールが圧倒的な支持を集めていましたが、指数でも1位でした。これは相当堅い軸であることを意味しています。

　一方、10番人気のアウスヴァールが指数2位でした。これは、馬の実力に対してあまり人気が出ないであろうことを予測しての2位浮上となっています。オッズ予測があってこそ2位でピックアップできたものと考えます。

　買い目の方は、現状のプログラムでは指数が一定以上ある馬までと決めつけてしまっている形ですが、これはせっかく指数を出しているので、近い指数なら買い目に含めるなどしてもらっても良いと思います。何点差があるところまで買うなどのグループを意識した買い目は今後の課題です。

「指原指数」を通じて、私は競馬の予想手法を日々進化させています。勝率予測とオッズ予測を組み合わせた手法により、従来の競馬予想とは一線を画する高精度な予想を提供しており、今後もファクターの改良と精度の向上に努めていきます。また、指数に基づいた柔軟な買い目設定や、どの範囲まで購入すべきかといった新しい手法も導入していく予定です。

　これからも、より多くのレースで皆さまに利益をもたらすことを目指し、最適な予想を提供し続けてまいります。今後とも「指原指数」を活用した競馬予想をご愛顧いただければ幸いです。



今回解説の予想結果はこちら。