今週末は菊花賞!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る昨年の菊花賞も父欧州型の1、2着
昨年リニューアルされた京都の芝は今まで以上に「欧州血統」の要素が濃い血統馬が走りやすくなっています(出走馬の国別血統タイプはスマート出馬表を参照)。
リニューアルされた初年度の昨年の菊花賞も父欧州型のドゥラメンテ産駒のドゥレッツァが1着。同じく父欧州型のサトノクラウン産駒のタスティエーラが2着。昨年は前週の秋華賞も父欧州型の血統馬が1、2着。そして今年の秋華賞も父も母父も欧州型のチェルヴィニアが圧勝。3着ステレンボッシュも父も母父も欧州型。超人気薄4着のラヴァンダも母父が欧州型で父母父も欧州型。欧州要素の強い血統馬。
今年の天皇賞(春)も1着テーオーロイヤル、2着ブローザホーンは父欧州型。テーオーロイヤルの父リオンディーズとブローザホーンの父エピファネイアはどちらも母がシーザリオ。同繁殖牝馬は欧州の象徴であるサドラーズウェルズを持つ馬。
母シーザリオの種牡馬の産駒はサンデー系の特色と欧州要素を強化する特徴も持ちます。つまり、リニューアル後の京都芝外回りで行われたGIも「サンデーに欧州血統を強化された血統馬」ばかりが馬券になっているわけです。
リニューアル後の京都芝では父大系統サンデー系は延べ8頭馬券になっていますが、このうち延べ6頭は母父が欧州型ノーザンダンサー系。欧州の象徴血統でもあるサドラーズウェルズとデインヒルはいずれも欧州型ノーザンダンサー系ですから、欧州の主流血脈が強化された血統馬が走りやすいわけです。
戦歴の傾向は、古馬混合の芝2200m以上のレースを勝っていた晩成スタミナ血統がさらに上昇して馬券になるパターンが頻出。この傾向はリニューアル前から続きます。
2017年はポポカテペトルが13番人気3着。2018年はユーキャンスマイルが10番人気3着。2021年はディヴァインラヴが6番人気3着。2022年はボルドグフーシュが7番人気2着。昨年はドゥレッツァが1着。
馬券にならなかった馬でも、2017年はマイネルヴンシュが11番人気4着、2019年はディバインフォースが16番人気4着など人気以上の大駆けが目立ちます。適性だけではなく、成長曲線の傾向からも、この時期は欧州血統馬の上昇を狙い撃つのも馬券期待値が高いのです。
ヘデントールの父はルーラーシップ。欧州型種牡馬。母父ステイゴールド。天皇賞(春)、欧州型ノーザンダンサー系ばかりが勝つヨーロッパの凱旋門賞でも結果を出している種牡馬ですから、日本でも欧州型ノーザンダンサー系が走りやすいレースに相性のいい血統。前走は夏の古馬混合の芝2200m。いい経験をしましたし、さらなる上昇が期待できます。
ヘデントールを中間調整したのは「ノーザンファーム天栄」木實谷場長の菊花賞インタビューは「亀谷競馬サロン」でご覧いただけます(先日配信された亀谷競馬サロンメンバーの希望者は全員が参加できた「天栄バーベキュー」の模様もご覧いただけます(笑))。
さらに、菊花賞当日の「亀谷競馬サロン」ゲストは、角居勝彦先生(
サンクスホースプラットフォーム)。
調教師時代には、ルーラーシップを育み、その産駒キセキが菊花賞を優勝。ヘデントールの育み方を誰よりも知り尽くすホースマンの皆さんとの語らいの模様、独自情報、独自分析を「亀谷競馬サロン」からお届けします。
アドマイヤテラの父はレイデオロ。その母父はシンボリクリスエスで牝系はウインドインハーヘア。欧州要素の強い血統。母はアドマイヤミヤビはオークスで3着。距離延長への対応力が高い繁殖。さらに牝系にもウインドインハーヘア。晩成要素とスタミナ要素を強化された配合で、春よりも秋。中距離よりも長距離向きの馬が出やすい配合。ヘデントール同様、さらなる上昇を期待していい血統です。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の菊花賞予想はレース当日までにウマい馬券で公開!