競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにみやこステークス出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
オメガギネス美浦・大和田成 牡4
▲10月23日撮影(c)netkeiba
今回は前重心ではないが、トモを流したポージングは東海S時同様。シリウスS2着時に向けて暑い時期から始動したが、その反動はなさそうだ。後肢の股部分はもう少し膨らんでほしいが、週末と当週に負荷をかければ問題はない。今回はあばらを見せていないが、皮膚の薄い筋肉質の体を誇示し好調維持。破折気味の爪や走法から理想は良で上がりがかかる舞台か。
ミトノオー美浦・牧光二 牡4
▲10月24日撮影(c)netkeiba
大型馬だが緩むタイプではなく、常に筋肉質で見栄えのする姿を見せている。中央の広いコースで、中盤から後半に一度ラップを落とすと踏ん張りが増す傾向にあるが、小回りコースでは息が入らなかったか。またあばらを見せながらも臀部(でんぶ)は凹んでおり、状態もパーフェクトではなかった印象だ。今回は丸みがあり、股部分がパンとすれば状態アップとみたい。
サンライズジパング栗東・音無秀孝 牡3
▲10月24日撮影(c)netkeiba
ホープフルS3着など条件が合えば芝でも結果は残しているが、ダートは距離不足だったカトレアS以外は[2-1-1-0]。