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【みやこS予想】京都ダートの傾向の変遷から浮かび上がる推奨馬とは?

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  • 2024年10月30日(水) 12時00分
こちらのコラムでは、俺プロ出身の奇才・のれん氏が当週の重賞注目馬を公開。ただ強いというだけでなく、馬券で期待値がとれそうな「妙味ある馬」を紹介していただきます。

今週のれん氏が注目したのは、京都競馬場で行われるみやこステークス(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

天候の変化による出し入れも重要に


 2年半にわたる改修工事を経て昨年4月からリニューアルオープンした京都競馬場。ダートコースの路盤も新しいものに入れ替わったことで開幕してすぐはかなり時計が掛かる馬場での競馬になったように、基本的にはややタフな馬場になることが多いが、開催時期によって傾向も変化している。

 今年に入ってから開催別に大まかに分けると、1回開催はやや外枠有利、2回開催はフラット、3回開催は内枠有利、4回開催はフラットな馬場と判定。

 そして先週までの5回開催はというと、これまでの開催と比べても外枠有利が強い傾向。一枠の複勝率はそこそこ高いが、内訳を見ると逃げた馬か下げて外に出して差してきた馬が殆どで、内に入るメリットが少ないのはレースを見ていても読み取れた。

のれんの腕押し

 また、この5回開催は比較的差しも届きやすい印象があり、数字を集計してみても改修後全体と比べ逃げ馬の率系指標は10%以上低下している。

のれんの腕押し

 そもそも京都ダート1800mコース自体、他場のダート1800mコースがスタート直後上り坂で上級条件になってもある程度先行争いが抑制されて上がりの時計にクラス差が出やすいのに対して、正面直線が平坦で向正面に上りがあるコース形態からクラスが上がる毎にタフな競馬になって上がり自体はそこまで大きく変わらない傾向。過去のみやこSでも2019年のように乱ペースになって人気馬が壊滅するような事態が起きている。

 今年は内枠有利が強かった3回京都で行われた平安Sに出走していた馬が勝ち馬ミトノオーはじめ何頭か出走。週中から雨の影響を受けそうな天気なのでその点がどう出るかだが、これまでに書いた傾向などを考えるとそこの出し入れは重要になりそうだ。

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人気落ちを狙い、買い時を逃さない俺プロ出身の人気予想家。本格的に競馬予想を始めてから僅か3年で年間回収率115%を達成し、2021年11月にウマい馬券でデビューを果たした。馬場や枠順はもちろん、血統・馬体・走法などから見る適性も重要視しており、その実力には現在活躍中のプロ予想家たちも絶賛している。

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