ジャパンCの見解
先週のマイルCSですが、やはり改めて感じたのが安藤勝己さんとの見解の一致。
外国馬チャリンにおいてのパドック&返し馬で感じた点が同じでした。
レースにおいては、最後、大外から追い上げでの5着に能力の高さを感じましたが、返し馬にいってからの捌きの硬さに期待よりも心配というか不安の方が大きいものでした。
一方、勝ち馬であるソウルラッシュにおいては、昨年とは違う重心の取り方をしており成長を感じさせるものでしたし、団野大成騎手の好騎乗振りも光るものでした。
さぁ今週は外国馬も参戦となるジャパンカップ。3頭の返し馬におけるフットワークが非常に気になります。
さてジャパンCの前に今週驚かされたのは兵庫知事選。何が真実なのか? よく分からないですし、SNSの力というか…様々なことの流れの中でメディアの主軸が移り代わっていると感じました。考えてみれば11歳の息子もタブレットばかりでテレビを付けることがない状況。変化しているのですね。
変化と言えば、森泰斗騎手の引退の流れの中から私も来年は競馬との距離をとるという呟きによって「引退」との括りとなり、知人たちから「辞めるの?」「もうメディアにでないの?」とラインや電話が…。
自分自身の中で引退とする扱いのものと、そうでないものの線引きをするということで書いたのですが誤解を…。
今年、様々な不祥事や問題が起こる度に新聞や雑誌などのメディアから、「ホソエさんはどう思いますか?」との問い合わせがきました。これまでは1つ1つ向き合い返答をしてきましたが、今の状況にはいろいろと思う所もあり、これらを受けることは辞めにしようと思いました。
また1度競馬から離れることで自分自身の気持ちがどうなるのか? も理解したい思いから、来年1月は全ての仕事をお休みにすることに。よってこのコラムも1月はありませんが、2月からは再開しますので引き続きよろしくお願いいたします。
さて豪華メンバー集結のジャパンCですが、エイダン・オブライエン調教師も来日しての一戦にワクワクします。エイダン調教師が何を思い、何を感じるのか? レース後のコメントが気になります。
馬券的にどうしようか? 悩みどころですが、斤量差とソツない立ち回りで魅了されるのがチェルヴィニア。ただ古馬に混じっての能力差がどうなのか? そこは読めないところも…。となると5歳世代から好材料が多くなり、チャンスの1頭と思えるのがジャスティンパレス。スタートの課題はあるものの、前走においては発走直後に横の馬によられる面もありましたし、最後の直線も進路を探しながらの4着。距離延長+C.デムーロ騎手+厩舎力+経験値を考えても、ここはチャンスの一戦な気はします。
買い目&印等はもう少し考えます。
それでは皆さん、また来週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。