▲運転シミュレーターに挑戦する白浜雄造騎手(提供:白浜由紀子)
障害ジョッキーの白浜雄造騎手の奥様が、一昨年の夏の落馬から復帰を目指して奮闘する夫と家族のリアルな姿を描く連載コラム。
車の運転再開を目指して、初めての検査に臨む雄造騎手。運転シミュレーターを使って瞬発力や判断力を見極める検査や、机に座ってのテストを受けることになりました!
検査は厳しい結果になったものの、「基本的な操作は問題なくできています」との評価に。医師から今の判断力について詳しい診断を受けた雄造騎手の反応は…?
話を聞く夫は落ち込んでいるかと思いきや…
冬休みが終わり、新学期がスタート。
「また以前のようにリハビリをせずに眠り続ける日々に戻るのでは…」と心配していましたが、そこは上手く切り替えることができたようで、自己流ではありますが、リハビリに取り組めているようでした。
1月下旬、車の運転再開を目指し、滋賀の病院で検査を受けました。
運転シミュレーターを使っての検査で、具体的にはアクセルを踏み、車を発進させます。モニターに赤ランプが点灯したらアクセルを離してすぐにもう一度アクセルを踏み込む。黄色ランプが点灯したらアクセルを離してブレーキを一度踏み、すぐにまたアクセルを踏み込む。
このようなことを繰り返し、瞬発力や判断力を見定める検査のようでした。この検査が終わった後はシミュレーターを使い、モニターに映し出される道を運転する検査を受けました。後ろで見学していたのですが、私は車の運転ができないので、上手く運転できていたのかどうかはまったくわからず…(笑)。ですが、担当の方曰く、運転は問題なくできているとのことでした。
1週間後、またシミュレーターでの検査と机上でのテストを受け、その後に医師との面談がありました。