▲穴馬オタク・カリメロがチャンピオンズCをデータから解説
X(旧Twitter)で、鋭い視点からのデータ解説や、大穴を推奨する予想で人気を博しているカリメロ氏が、netkeibaコラムに登場!
チャンピオンズCの過去データから「穴パターン」を解説し、それに合致する穴馬を診断。現時点での本命としてカリメロ氏が推す馬とは。
(構成・文:カリメロ)
「穴馬のパターンを見抜く」チャンピオンズC攻略
まずはじめにチャンピオンズCの傾向について、ザックリまとめると下記。
・枠は内目の方が良い(コース形態的に外々を回ると苦しくなるため)
・穴狙いOK
◆コース形態について
中京ダートといえばスパイラルカーブで「外々を回ったら厳しくなる」という特徴がある。そのため、“いかにインを取れるか”が重要になりがち。
昨年のチャンピオンズCも上位馬の位置取りは
1着レモンポップ→最内逃げ
2着ウィルソンテソーロ→最後は外に出したが道中は内
3着ドゥラエレーデ→2番手
4着テーオーケインズ→道中内
5着メイショウハリオ→道中内
と、掲示板に乗った上位馬は皆上手く内目を走れていた馬だった。
また、過去牝馬で唯一このレースを大穴で勝利した2015年のサンビスタ(12番人気1着)も、「2枠から道中内目をピッタリ回る競馬」をしての激走だった。
チャンピオンズCで8枠の成績は過去10年で[1-0-0-18]で、馬券に絡んだのは昨年のレモンポップのみ。またこのレモンポップは大外枠を引くも、坂井Jが腹を決めて主張し先手を取り切れた事で内を走れて上手く枠の不利を打ち消せたもの。基本的には外々を走らされる確率が上がってしまうため、極端な外枠は引かないに越したことはない。
◆オッズ帯別成績