競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに阪神ジュベナイルフィリーズ出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ダンツエラン栗東・本田優 牝2
▲11月28日撮影(c)netkeiba
りんどう賞からは月1走ペースだが、1週前は負荷をかけて時計通りに機敏な動きを示した。相変わらず前後のバランスが良く、トモの厚みやボリュームもキープしている点は好材料だ。マイル以下に適性のあるロードカナロア産駒で回転の速いピッチ走法だが、完歩を稼げる点は魅力。鞍上の指示に従順で馬場や脚質を問わない点は、今の2歳ではストロングポイントだ。
ビップデイジー栗東・松下武士 牝2
▲11月28日撮影(c)netkeiba
12キロ増えた前走は、全てが成長分で前後のバランスも良化し体質強化。短い期間でも成長は感じさせた。今回は後ろ側からの撮影のため寸が詰まって見えるが、マイル以上でやれる体型だ。中7週となるが、