競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに阪神ジュベナイルフィリーズ出走予定馬の中から12頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
コートアリシアン美浦・伊藤大士 牝2
▲11月27日撮影(c)netkeiba
小柄なサートゥルナーリア産駒でコンパクトなシルエットだが、後肢が流れた前が強いフォルム。脚元や走法からトップギアに入りやすいが、長く脚が続かないことが新潟2歳Sで勝ち馬に差し返された要因かもしれない。約3ヶ月ぶりでも大きな変化はないが、皮膚の薄い筋肉の質感で仕上がりは良好。現時点の完成度からすれば、一瞬の脚が生きる流れと舞台がベター。
テリオスララ美浦・田島俊明 牝2
▲11月27日撮影(c)netkeiba
メンバーレベルや展開や馬場が味方したとはいえ、違うコーナー形態の芝千八で連勝。500キロ近い馬格の持ち主だが、胸囲が狭く脚長で少し華奢に見えるシルエット。重苦しさは一切ないが、