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【#79】福永祐一厩舎開業と共に新たなステージへ──鬼嫁が考えた“大きな決断”

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  • 2024年12月09日(月) 18時01分
障害ジョッキーの白浜雄造騎手の奥様が、一昨年の夏の落馬から復帰を目指して奮闘する夫と家族のリアルな姿を描く連載コラム。

雄造騎手のサポートや子育てに加え、福永祐一厩舎の開業準備に奔走する鬼嫁。夫が希望する“騎手復帰”への現状に疲れながらも、仕事面では充実した日々を送っていました。

20年以上バレットやマネージャーとして福永調教師の背中を見続け、「恩返しを少しでも果たしたい」と努力する日々。そんなある日、鬼嫁の心に“大きな転機”が訪れます──。落馬事故から1年半、力強く決意した「新しいステージ」の内容とは?


夫婦の明るい未来のために「私のなかで何かが切り替わりました」


 夫は相変わらず“騎手復帰”という大きな目標を掲げるものの、その実現に向けた具体的な行動や計画が伴わないことが多々ありました。

 私はもちろん、医師も療法士の先生方も何度もアドバイスをし、一緒に計画を立てたりもしましたが、結局は取り組みを定着させることができず、騎手復帰が見えない現状に不満ばかりを口にする状態が続きました。

 そんな夫の様子からは、当然、騎手として復帰する未来は見えず…。厳しい言い方かもしれませんが、事実として、夫は回復するための努力、そのために自分を変える努力を避けているようにも見えました。

 私はこれまで20年以上、(福永)祐一さんのバレット兼マネージャーとして、祐一さんがトップジョッキーに駆け上がる過程を目の前で見続けてきました。その姿は、まさにプロフェッショナルの塊!

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1981年9月9日生まれ。2015年に障害騎手の白浜雄造と結婚。1男1女をもうける。結婚前は四位洋文調教師や福永祐一調教師(両名、当時騎手)らが所属していたマネージメント会社にてマネージャーを務め、TV番組収録やイベント等、様々な現場で騎手をサポート。福永調教師の引退までの16年間はバレット業務も兼任。福永厩舎開業後は経理兼秘書業務を担当予定。現在はオンラインサロン「福永祐一 競走馬研究所」の運営スタッフを務める傍らフリーランスとして活動中。新たな目標のアイシングクッキー講師としても活動すべく準備中。(旧姓は坪田、また戸籍上の表記は幸子)

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