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【ターコイズS予想】中山マイル向きのパワー&機動力 まずはロベルトを重視したいが…

  • 2024年12月08日(日) 18時00分
22年は父スクリーンヒーローのウインシャーロットが2着。21年と20年は母父ダイナフォーマーのアンドラステが2着。19年は母父ブライアンズタイムのエスポワールが2着。18年と17年は母父シンボリクリスエスのミスパンテールが連覇。重賞に格上げされてからのターコイズSは、6年連続で母父ロベルト系が連対していた。ところが23年は母父シンボリクリスエスのソーダズリングが惜しい4着で、母父ロベルト系連続連対も終止符。なお取り上げた5頭にロベルトをもつ馬はいない。(解説:望田潤)


アルジーヌ
 メルトユアハートの全姉でロードプレジールの3/4妹で、レディアルバローザやエンジェルフェイスの姪で、オールフォーラヴやロードレゼルやクランフォードのイトコ。母キャトルフィーユはクイーンS勝ち馬。母母ワンフォーローズはカナダ古牝馬チャンピオン。ロードカナロア×ディープインパクトはブレイディヴェーグやレッドモンレーヴなどと同じ。馬体増に伴いパワーアップを感じさせる近走内容で、今ならマイルでも追走し弾けるのでは。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

シングザットソング
 スーパーフェイバーの半妹で、母ザガールインザットソングはラカナダS(米G2・ダ8.5F)勝ち馬。牝祖アリスベルは名馬アリシバの全妹でラカナダS(米G2・ダ9F)勝ち馬で、産駒にマチカネキンノホシ、孫にマチカネニホンバレやサトノティターンが出る。父ドゥラメンテはタイトルホルダーやリバティアイランドを出すリーディングサイアー。最近は1400〜1600で安定だが、母方の北米パワーも強く機動力あるタイプなので中山でもいいかも。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

ビヨンドザヴァレー
 ヴァンキッシュラン、リリーピュアハート、セントレオナードの半妹で、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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