競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに朝日杯フューチュリティステークス出走予定馬の中から11頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
アルレッキーノ美浦・国枝栄 牡2
▲12月4日撮影(c)netkeiba
体重以上にスカッと見せ薄手でコンパクトなシルエットだが、肩部分や後肢の臀部(でんぶ)&股部分ともに丸みは足りない。キ甲も抜けておらず骨格に見合った筋肉量ではない印象があり、成長の余地はかなりありそうだ。つなぎは寝ており少し破折気味で、頭が高く完歩の小さい走法。スピードはあるが、タメて味があるタイプではなさそう。前付けが理想だろう。
ニタモノドウシ美浦・高木登 牡2
▲12月4日撮影(c)netkeiba
距離を延ばした洋芝のクローバー賞は、好位の外を回り完勝。長めのつなぎはクッションがあり首差しは普通ぐらいだが、胴はゆったりとしており少しカキ込むが完歩は伸びる走法。マイルのよどみない流れが向きそうだ。まだ