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【朝日杯FS予想】近年傾向が変わってきたGI

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  • 2024年12月12日(木) 18時00分
こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。

今週YUTA氏が注目したのは、京都競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!


ホープフルSとメンバーが分散されることで起こったこととは?



 まずはコースの特徴について。

 今年は阪神競馬場が改修工事中であることに伴い、京都競馬場の外回り1600mで行われるが、マイルCSや阪神JFの回でも述べたように、このコースは登り坂の影響で4ハロン目に一旦ペースが緩みやすいのが特徴的で、前半4ハロンという括りではそれほどペースが上がらず、坂を下り始める残り800mからのロングスパート勝負となる傾向が強くなっている。

 つまり、中距離的な適性が求められるコースとも言え、実際に他場のマイル戦よりも距離短縮馬の好走が目立っている。

 次にレース傾向について。

 牡馬が出走できる中央2歳GIが朝日杯のみだった2016年までは、様々な距離適性の馬が参戦するレースとなっていたが、2017年にホープフルSがGIに昇格したことにより、翌年のクラシックを目指すような馬(中距離適性が高い馬)は、距離が近い2000mのホープフルSを選択することが多くなった。

 その結果、メンバーレベルの低下が近年目立つようになってきており、前走が新馬戦や未勝利戦だった格上挑戦の馬でも台頭しやすくなったうえに、数少ない上位人気の能力が高い馬も以前より好走しやすくなった。

 さらに、中距離向きである馬がホープフルSに向かうということで、必然的に朝日杯は短距離向きである馬の出走が多くなるので、近年は前半からペースが流れることが増えてきている。

 そして、2歳GIらしく完成度の高さ(早熟度)も要求されるので、4,5月生まれの馬よりも1〜3月生まれ(特に1,2月)の馬の方が圧倒的に優勢となっている。

【上位人気想定馬ジャッジ】

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2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。

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