直近でデビューした予想家や、これからデビューを迎える予想家が自身の予想法などを紹介。『ウマい馬券』での活躍が期待されるスター候補に、本人自ら綴っていただきました!
みなさん、はじめまして。赤坂テンパイと申します。
「赤坂テンパイ」氏
予想家「ROOKIES」とは名ばかりの43歳、ゴリゴリのおっさんなのでルーキーと言われることに多少こっ恥ずかしさを感じますが少々お付き合いのほどを。
本業はパチスロライターとして雑誌、動画に出る仕事をしていますが、ギャンブルは幅広くやってきました。麻雀は20歳の頃からプロ資格(日本プロ麻雀協会のオープニングメンバー、現在も籍はおいています)を持っていますし、今流行のポーカーも5年前くらいからやっています。そんなギャンブルだらけの人生のきっかけになったのは間違いなく競馬。高校生の頃に自転車で佐賀競馬場に通って、雑誌「優駿」に隅から隅まで目を通していた少年がこうして予想家になるなんて。どこでどう人生が動くか分からないものですね。
いろんなギャンブルに触れていく中で一番大事だと感じていることは「仕組みを知る」ということ。胴元、勝ち組、負け組、どういう仕組みでそのギャンブルが成立しているのかを正確に把握することが一番大事だということです。その仕組みを知らない限りどうやったら勝ち組になれるのかは絶対にわかりません。
競馬で勝つにあたって絶対に意識しなくてはいけない仕組みは「控除率」と「パリミチュエル方式」の2つ。日本の馬券は20〜30%の控除率を差し引いた後に的中者で山分けというシステムになっているので、強い馬をただ買うだけではプラスになりません。常にその馬の持つ能力よりも過小評価をされている馬を買わなければ控除率の壁を打ち破ることは出来ないのです。ですから自分の本命はオッズによって動きます。
予想ファクターはありとあらゆるものを駆使しますが、全てはオッズがズレている馬を探すためのものだと考えています。11月24日(日)の京都11RカノープスSが好例でしょうか。
自分の本命は◎エナハツホという13人気の馬でした。
(カノープスSの予想はこちら) ここで使用した予想ファクターは「レースレベル」「ラップ」になります。そしてエナハツホが比較対象の馬と同格、下手すると能力上位であるにもかかわらず実際の単勝オッズは
サーマルソアリング 6.6倍
カフジオクタゴン 13.1倍
ビヨンドザファザー 19.5倍
エナハツホ 63.1倍
こうなっていました。このオッズなら迷わずに本命を打てます。逆にエナハツホのオッズが10倍前後だったら美味しくないなと見送っていたでしょう。予想ファクターというのはあくまで比較するためのツールであって結局はオッズが全てなのです。
また、個人的な予想の特徴としては大穴狙いが多いことがあります。9月末からウマい馬券に参戦し始め全部で84レース予想をアップしましたが、2ケタ人気に本命を打ったのが24レース、そのうち単勝万馬券クラスだったのは7レースありました。(11月28日現在)
馬券になったのは
9/28 中京11R シリウスS フタイテンロック 3着
10/14 東京10R 白秋S ヤマニンデンファレ 3着
と2頭だけですが、このように的中率の低さは顧みずに回収率だけをとことん追いかけていくタイプなので大穴でもバンバン本命にしていきます。大穴ってやっぱり夢でもあるし、エンターテイメントでもある。大穴が来た時ってやっぱり一段階上の高揚感が得られるんですよね…あ、もちろん適当に選んではいませんよ?
買う馬はきちんと理由を言語化出来るものしか買っていません。自分の予想の欄には大体「穴狙い」と書いてあるはずなので一緒に馬券エンターテイメントを体感したい方は是非チェックしてみてください。一人でも多くの人に「赤テン、またやってんな」と、思ってもらえれば幸いです。
(赤坂テンパイ)