ギャンブルとして始めた競馬だったが、ストーリーにも引き込まれていった

　競馬との接点ですが、家族がダービースタリオンをしていたのを見た時に、「馬のゲームがあるんだ」と子供ながらに思ったのがきっかけです。今思うとテレビで競馬中継も見ていましたし、馬券も買っていたんだなあと思います。

　私が競馬に興味を持ち始めたのは、グラビアのお仕事をしてからです。18歳になってからパチンコやパチスロを始めたのですが、そのうち、公営競技にも興味が出てくるようになり、20歳になったら競馬場に行こうと思うようになりました。

　20歳の誕生日を迎えた後で週末に休みが取れたので、中央の競馬場に行ってみました。その後、仕事で地方の競馬場にも呼んでいただけるようになってからは、競馬にどっぷりとハマっていきました。

　その頃に感じていた競馬の魅力は、他の公営競技と比較すると、とんでもない高配当が出ることでした。3連単で100万円を超える配当を目にした時には、信じられない思いでしたし、いつか物凄い馬券を取るのが目標でした。

　ただ、競馬はギャンブル性だけでなく、レースでの駆け引きや、馬と騎手のそれぞれのストーリーや、その馬の血統も含めて、本当に深い世界であり、突き詰めれば突き詰めるほど面白いと気付いたのは、競輪選手になってからです。

ジャパンCは本線的中！ 予想のポイントは「ベストコンディションで臨めているのか」

　私の競馬の予想ですが、自分が競輪選手であるという視点から、この馬はベストコンディションでレースに臨めているのかを、まず考えます。

　例えば前走海外で走っていた馬は輸送の疲れは無いのかな？ と思ったり、馬体重の変化も気になります。それだけに調教師の先生のコメントにはしっかりと目を通すようにしています。