こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。
今週YUTA氏が注目したのは、中山競馬場で行われるホープフルステークス(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
実績馬重視が得策
まずはコースの特徴について。
中山芝2000mはスタート後100mから1、2コーナーの中間まで上りが続くこともあり、前半は緩めの流れになりやすいが、向こう正面のラスト1000m辺りから早めにペースアップすることが多く、ロングスパート勝負となって持続力が問われやすいタフなコースとなっている。
次にレース傾向について。
GIに昇格した2017年以降、クラシックを目指す素質馬が多く集まってくるようになり、近年は特にメンバーレベルが高くなってきた。その結果、好走馬の大半が前走1勝クラス勝ちか、リステッドやOP特別、重賞で連対してきた実績馬となっており、新馬や未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬の不振が目立っている。
また、上でも述べたように、前半のペースが落ち着きやすいこともあってか、先行馬有利の傾向も強くなっており、ハイペースとなった2017年を除けば、3着以内に好走した18頭中13頭が2角5番手以内で通過した馬となっている。
【上位人気想定馬ジャッジ】