競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに中山金杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
シンリョクカ美浦・竹内正洋 牝4
▲12月25日撮影(c)netkeiba
有馬記念も視野に入れて調整を重ねていただけあって仕上がり、体調はかなりいい。冬場としては皮膚が薄く肌を綺麗に見せ、代謝良く飼い葉食いも良好なのだろう。父サトノダイヤモンド譲りの長い胴体で少しトモは流しているが、トモ周辺のボリュームを保てており後肢に力感を感じさせる。もう強い調教が必要がないくらいのいい態勢だろう。
クリスマスパレード美浦・加藤士津八 牝3
▲12月26日撮影(c)netkeiba
牝馬らしい切れ長でシャープなラインというタイプだが、今回の撮影では重厚さが出てボテッとした造りになっている。全体的に筋肉をぼやけて見せるし、秋華賞のあと一旦緩ませて