競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに京都金杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ゴールデンシロップ美浦・鈴木慎太郎 牡6
▲12月25日撮影(c)netkeiba
OP後は頭打ちだったが、10走目のオーロCは単勝99・1倍での勝利とハンデ53キロを味方にした。この中間は丹念に乗り込み、前腕はたくましくトモの丸みも十分で筋肉質のシルエットをキープ。ただ短くて太目のクビ差しと背中の短い体型やつなぎで回転の速いピッチ走法からすれば、3勝している千六よりは千四の方がベターな印象。
サクラトゥジュール美浦・堀宣行 セ7
▲12月26日撮影(c)netkeiba
昨年は中山金杯だったが、今年は重賞勝ちもある千六の京都金杯へ出走。肩の角度は適正で胴もゆったりめだが、後肢が少し流れて若干トモが甘くカキ込みの利いた走法。緩急の付く舞台よりは