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【京成杯予想】冬の中山2000重賞はロベルト 大事なことなので今年も同じ見出しで

  • 2025年01月13日(月) 18時00分
毎年同じことを書いているが、この時期の中山芝2000の重賞はロベルトの血が強い。昨年の京成杯はロベルト4×5のダノンデサイルが5人気1着で、父スワーヴリチャードのアーバンシックが2人気2着、父ゴールドシップのコスモブッドレアが10人気3着。4人気4着ハヤテノフクノスケも母がロベルト3×4だし、12人気5着ニシノフィアンスも母母父ブライアンズタイムで、ロベルトもちが掲示板を独占した。今年の中山金杯もアルナシーム(父モーリス)とマイネルモーント(ロベルト6×5)、ロベルトもちのワンツーだったのである。(解説:望田潤)


インターポーザー
 インファイターの全弟で、フサイチリシャールやライラプスやビーチサンバの甥。クロノジェネシスやノームコアも近親。この牝系のエピファネイア産駒にはビザンチンドリームやプロクレイアがいる。エピファネイア×ルーラーシップはステレンボッシュと同じ。血統どおりの胴長体型の中距離馬で、前走は中京2000で外々を回って差し切り。先々が楽しみな素材だしまだまだ良くなりそうだが、中山内2000であの手が通用するかどうかだ。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

ガルダイア
 アエロリットの半弟で、キングレオポルドの甥で、ミッキーアイルやタイセイスターリーのイトコ。母母アイルドフランスはミネルヴ賞(仏G3・芝2500m)勝ち。牝祖ステラマドリッドからはラッキーライラックやダイヤモンドビコーなどが出る。父エピファネイアはエフフォーリア、デアリングタクト、ダノンデサイルなどを出す長距離砲。長手の体型のエピファネイア産駒で、ベゴニア賞をみてもマイルは忙しそうだ。距離延長はプラスだが、中山より東京向きの印象も。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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