競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに日経新聞杯出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
バトルボーン美浦・林徹 牡6
▲1月10日撮影(c)netkeiba
明け6歳ながらここまでまだ8戦。休み休みしか使えない体質の弱さはあるが、8戦5勝の実績を残しているのは素材の良さだ。つなぎ、クッション、走法や胴がゆったりとした体型から、中長距離でしぶとく脚を使えるタイプだ。一戦必勝型らしくあばらをくっきりと示して皮膚の薄いつくりだが、まだトモの丸みが物足りず中間の攻めは地味。週末と当週の調整に注目。
ヴェローチェエラ栗東・須貝尚介 牡4
▲1月9日撮影(c)netkeiba
京都新聞杯時は口向きに課題があったが、札幌で復帰すると3連勝。1週前追いは道中からスムーズで直線もクビを傾けずになめらかな走り。心身のバランスは