昨年はブローザホーンが優勝(c)netkeiba
今年の日経新春杯は2021、22、23年同様に、中京芝2200mで行われる。
この3年間でJRAの馬場発表が「良馬場」だったのは2021年と2022年の2回。
2021年はトラックバイアス「超差し有利」。2022年もトラックバイアス「差し有利」。この2回では連対した4頭全てが上がり2位以内。3着内に好走した馬は全て上がり5位以内だった。
先週の中京芝でも2000m以上は4レース施行。3着内に好走した12頭のうち9頭が上がり3位以内。二桁人気は3頭が3着内に好走したが、このうち2頭は最初のコーナーを二桁位置取りで通過。後方待機で末脚を発揮する馬が有利。
ただし、今の中京芝は2021年から2023年にかけて行われていた当時に比べると路盤が傷んでいる。
先週の馬場傾向もバテやすい馬場ではあった。普通のペースで内を先行すれば、バテてしまう馬場ではあるが、多くの騎手も、そこは意識して緩いペースで先行して外に行く馬も多い。こうなってしまうと後方待機馬も差しにくい。
今週からはBコースに替わるとはいえ、騎手がインコースを避けてイレギュラーな展開や馬群になる可能性もある。
最終的な結論は土曜の傾向を重視するのがベストだが、現時点では2021年と2022年の2回や先週の傾向から末脚のしっかりしたタイプを推奨する。
▲今週の推奨馬のヴェローチェエラ(撮影:高橋正和)
ヴェローチェエラは現在3連勝中。いずれも上がりは1位。
今の中京芝は路盤の状態が悪いため、JRAの馬場発表が「良馬場」であっても、馬場虎太郎独自の馬場判定では「重い」馬場が多い。ヴェローチェエラも独自馬場判定で分析すると「軽い馬場以外」では3戦全勝。重い馬場が得意だ。
前日までのトラックバイアスと独自馬場判定による最終予想はウマい馬券で公開する。
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