こちらのコラムでは、俺プロ出身の奇才・のれん氏が当週の重賞注目馬を公開。ただ強いというだけでなく、馬券で期待値がとれそうな「妙味ある馬」を紹介していただきます。
今週のれん氏が注目したのは、京都競馬場で行われるシルクロードステークス(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
今週は「とうけいば」氏とのAJCC特別回顧も!寒い時期には大型馬優勢が顕著に
阪神競馬場の改修による変則日程で昨年末まで3か月の連続開催を終えた京都競馬場だが、1か月の休みを挟んで再びの開催となる。
秋シーズンは10月の5回開催がAコースで、その後は3週間ずつ使ってコース替わりの要領でDコースまで全面を使い倒したが、今開催はAコースでの開幕。Dコースと比べると直線部分で10メートル内にラチが設置されることとなり、養生期間の違いを考えてもAコース部分を通ることの利が生まれる可能性は高い。
今回はスプリンターズSでも抜群のスピードでレースをかき回したピューロマジックが出走。前走の走りを見ても、無理に抑えずマイペースで走らせる方に舵を切ったとみてよさそうだし、今の日本でこの馬に競りかけられる馬はいないだろう。隊列も縦に長くなることが想定されるので深い位置からの差しは難しく、内枠で先行力もあるタイプの方が狙いが立ちやすい。
一般的な傾向として、スプリント戦では基本的に筋肉量の多い大型馬が優勢、逆に距離が延びるほどスレンダーな小型馬が優勢といわれるが、こと寒い時期においてはそれがさらに顕著になる。
そもそも競馬は比較的大型馬の成績が良いという側面はあるものの、同条件を年全体で見ると馬体重が軽い群と重い群の複勝率は2%ほどの差しかない。夏の牝馬の区分だと軽い群の方が複勝率で上回っているくらいなので、やはりここまで成績に差が出るのはこの時期特有のものと言える。
小倉開催も始まり芝1200mのレースが増える時期でもあるし、このレースに限らず使えるものなので予想の取捨に迷ったら使ってみても面白い。