東京芝マイルの別定重賞。過去5年の平均ラップは前後半46.2-45.9と後傾ラップになりがちで、近3年の1~3着馬はいずれも1800m以上で連対があるように、適距離が1800~2000の馬の好走も目立つ。連対馬の父をみても、ネオユニヴァース、スクリーンヒーロー、ハーツクライ、ハービンジャーなど中距離血統の中距離馬ばかりだ。ウインカーネリアン(23年1着→24年2着)、カラテ(21年1着→22年3着)、シャドウディーヴァ(20年2着→21年3着)と、最近はリピート好走も目につく。(解説:望田潤)
ウォーターリヒトウォーターガーベラの半兄で、レッドアネモスやバンデルオーラの甥で、母ウォーターピオニーはJRA3勝(芝ダ1400)。母母マチカネハヤテはJRA5勝(全て芝1200)。コイウタやビハインドザマスクも同牝系。父ドレフォンはジオグリフ、ワープスピード、ミッキーファイトなどの父。父系も牝系もマイラーで、プリンスリーギフトのクロスらしく前がいい走り。京都外マイルが最も斬れそうだが、東京でもキャピタルSが鮮やか追い込みで、あれぐらい斬れればいいところ。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
オフトレイルリゾランジ賞(仏G3・芝1200m)のローザインペリアルやフィユドレール賞(仏G3・芝2100m)3着ローゼンタールの半弟で、