【東京新聞杯予想】東京芝コースでは「春&秋開催」と「冬開催」は別物として扱うのが正解
春&秋開催での内枠凡走馬と先行凡走馬が冬開催で巻き返す(ex.21年12番人気2着カテドラル・23年4番人気1着ウインカーネリアン)
この東京芝1600mコースで行われる牡馬牝馬混合の古馬重賞としては、東京新聞杯の他には春のGIレースである安田記念と秋のGI前哨戦の位置付けである富士Sの計3レースが設定されていますが、それらの中でもこの東京新聞杯だけが異質な特性を持つレースとなっています。
開催毎に多少の変動こそありますが、近年の東京芝は基本的には春開催と秋開催は最後の直線でどれだけ脚を使えるのかという、一にも二にも末脚こそが物を言う馬場になりやすい傾向となっています。
それらと比較すると、この冬開催においては厳冬期で生育状況が良いとは言えない芝の状況と、幅員が狭くコーナー部分が拡大されるDコース使用という背景から、瞬発力の要求度は多少落ちて、より位置取り(前有利)やコース取り(内有利)という要素も問われる馬場になりやすい傾向があります。
具体的には、私の集計データ上では19~24年までの6年間で内有利バイアスが発生した週の割合は、