スマートフォン版へ

【東京新聞杯予想】中距離血統馬が走りやすい東京新聞杯

  • 2025年02月07日(金) 19時00分
  • 43
今週末は東京新聞杯!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

昨年も中距離指向の人気薄が上位独占


 東京新聞杯は芝1600mで施行。芝1600m戦は、スプリント戦でも実績がある種牡馬の産駒と中距離でも実績がある種牡馬の産駒が、どちらも多く出走します。戦歴も1400m以下に勝利実績がある馬も、芝1800m以上で勝利実績がある馬もどちらも多く出走。

 スプリント指向か? 中距離指向か? の傾向を読んで予想することも有効な予想手法。そして、東京新聞杯は、マイル重賞のなかでは、中距離指向。中距離からの参戦馬が走りやすいレース。

 過去10年、前走芝2000m以上使用馬は複勝率37.5%、複勝回収率126%。

 昨年も7番人気1着サクラトゥジュール、8番人気3着ホウオウビスケッツはいずれも前走芝2000m以上からの参戦馬。サクラトゥジュールは芝1800m以上で4勝していましたし、ホウオウビスケッツもレースを迎える前に芝1800m重賞で連対経験があり、その後芝2000m重賞の函館記念を勝ち、天皇賞(秋)でも3着。

 血統も中距離指向の馬が走りやすいレース。中距離の主流血統。なかでも欧州要素を強化された馬が走りやすいレース。

 昨年の勝ち馬サクラトゥジュールの父ネオユニヴァース。2着ウインカーネリアンの父スクリーンヒーローはいずれも東京芝2400mGI勝ち馬。さらに、2頭ともに欧州型血統のロベルト系を持つ馬(国別血統タイプはスマート出馬表を参照)。サクラトゥジュールは母父がロベルト系でウインカーネリアンは父がロベルト系。

 今年の出走予定馬では、ブレイディヴェーグはこれまでの勝ち星はすべて1800m以上。父がロードカナロア。自身の勝ち星はすべて芝マイル以下でしたが、父系が母馬の適性を引き出しやすいキングマンボ系であることと、自身の本質もマイラーだったことから、母馬との配合次第では芝中距離指向の馬も多数出す種牡馬。アーモンドアイもロードカナロアの産駒で母は芝中距離GI馬のフサイチパンドラでした。

 ブレイディヴェーグは母父がディープインパクト。説明するまでもなく日本の芝中長距離での最高峰種牡馬。先に書いたように、東京新聞杯は中距離血統が走りやすく、中距離でのパフォーマンスが反映されやすいレース。戦歴と血統はマッチする舞台。

 ボンドガールも父ダイワメジャー。天皇賞(秋)、皐月賞勝ち馬。芝2000mGI秋華賞でも2着。過去に中距離で発揮したパフォーマンスはこのメンバーでもブレイディヴェーグと同じく最上位。

 どちらも中間の調整はノーザンファーム天栄。アーモンドアイ、イクイノックスを中間に調整していた牧場でもあります。

 そして主宰する「亀谷競馬サロン」では、ノーザンファーム天栄に毎週独自取材を行っております。

 ブレイディヴェーグ、ボンドガールについても取材していますので興味のある方はこちらも合わせて参考にしてください。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の東京新聞杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング