
東京新聞杯を制したウォーターリヒト(撮影:下野雄規)
今週の平地重賞はきさらぎ賞と東京新聞杯。
どちらも面白いレースでしたが、例年活躍馬の多い東京新聞杯を回顧に取り上げました。
2025年2月9日 東京新聞杯舞台:東京 芝1,600m
勝ち時計:1:32.6
レースラップ: 12.5 - 11.0 - 11.1 - 11.5 - 11.6 - 11.3 - 11.6 - 12.0
ペース:平均ペース(46.1秒 – 46.5秒)
風向き:4コーナー向かい風(影響少)
脚質:フラット
馬場:やや内有利
【レースポイント】1.やや時計はかかっているが、引き続きやや内が有利な馬場
2.前後半800mは46.1秒 – 46.5秒と早めも、離れた3番手以下は平均ペース
3.東京芝1600mらしく各馬の能力が発揮されやすいレース質
【レース概要】 先週の雨の影響で東京としてはやや時計はかかっているものの、馬場は全体的にキレイな状態。先週ほどではないが、それでもやや内が有利な馬場状態となった。
ペースは前後半800mが46.1秒 – 46.5秒とやや早めのペース。
とはいえ3番手以下は離れており、脚質的には有利、不利の少ないペースとなった。
よって東京芝1600mらしく癖がなく、各馬の能力が発揮されやすいレース。回顧のポイントとしてはコーナーで外を回していた馬をチェックすること、また折り合いを欠いていた馬が複数いたのでチェックすること。
【回顧点数表】各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。
5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外
【各馬解説】1着:ウォーターリヒト 3点
出たなりで後方。道中はブレイディヴェーグの後ろでじっくりと脚をため、直線は大外。ゴール前までまったく衰えることない脚で差し切って勝利。
ラストまで脚色は良かったので