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【C.ルメール×藤岡佑介】「間違いなく一番」GI・50勝超のルメール騎手が最もプレッシャーを感じたレースとは?/第3回

  • 2025年02月12日(水) 18時01分
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“with佑”

▲佑介騎手とC.ルメール騎手の対談第3回!(撮影:桂伸也)


C.ルメール騎手と佑介騎手の対談は第3回。今回はGI・8勝の名牝、アーモンドアイと制したレースを中心にお話を伺いました。

レース後に涙を見せた20年の天皇賞(秋)は「日本では間違いなく一番のプレッシャーでしたね」と回顧します。後半には、今年46歳を迎えるルメール騎手に、体の向き合い方について質問! 実は体操の選手をしていた10代の頃の筋肉をキープし続ける方法とは…?

前回はこちら▼
【C.ルメール×藤岡佑介】イクイノックスがくれた“初めての感情”──「本当に特別な日」23年ジャパンCの思い出/第2回

(取材・構成=不破由妃子)


──ルメールさんといえば、2020年の天皇賞(秋)をアーモンドアイで勝った際に見せた涙がとっても印象的で。ルメールさんほどのジョッキーでも、こんなに追い込まれることがあるんだなって。

佑介 ああ、GI・8勝の新記録がかかっていたときですね。

ルメール あのレースほど、「絶対に勝たなければいけない」と思ったレースはないね。本当にビッグプレッシャーでした。次に予定されていたのはジャパンCだったでしょ? 正直、ジャパンCを勝つのは難しいかもしれないと思ってた。なぜなら、天皇賞よりメンバーがとても強かったから。

佑介 コントレイルとデアリングタクト、そしてアーモンドアイ。3頭の3冠馬が激突するなんて、もう二度とないくらいのカードだもんね。

ルメール そう。そのジャパンCで引退というのは決まっていたから、GI・8勝の新記録を達成するには、絶対に天皇賞は落とせなかった。だから、勝ったときは

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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