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【共同通信杯予想】今年の共同通信杯はドゥラメンテ産駒に注目

  • 2025年02月14日(金) 19時00分
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今週末は共同通信杯!
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父ドゥラメンテ自身も共同通信杯で重賞初連対


 今年の3歳馬は、2021年に種付けされた世代。この年の社台スタリオンステーションの種付け料ランキングは1位がロードカナロアで1500万円。2位タイが1000万円でエピファネイア、キズナ、ドゥラメンテ。続いて800万円がモーリス。

 ロードカナロア産駒は、古馬になってダート、芝スプリント戦線で強くなる馬も出るため、中距離向きの産駒は、他の上位種牡馬よりは減ります。よってクラシック戦線は、エピファネイア、キズナ、ドゥラメンテの3種牡馬に加えて、昨年のYouTube「亀谷敬正の競馬血統辞典」で最注目の新種牡馬に取り上げたサートゥルナーリアを中心にクラシック戦線は回っていく。と、現3歳世代がデビューする前に展望を行いました。

 ここまでの現3歳世代の芝1600m以上の重賞成績を振り返ると、首位はキズナ産駒が5勝、7連対とダントツ。続いてモーリス、キタサンブラックの産駒が2勝。エピファネイアは3頭の連対馬を出しています。

 ドゥラメンテ産駒は、重賞での連対馬をまだ出していませんが、種付け頭数が他の上位種牡馬に比べると少ないこと。ドゥラメンテ産駒は3歳春以降に、使いつつ上昇する産駒が多い傾向にあります。ドゥラメンテ産駒がクラシック戦線の狙いどころは、ここからでしょう。

 そういえばドゥラメンテ自身も現役時代は新馬戦で敗れ、未勝利戦、500万下条件を使って上昇。重賞初連対は当レース共同通信杯。重賞初勝利が皐月賞でした。

 今年の共同通信杯にはドゥラメンテ産駒のマスカレードボールとネブラディスクの2頭がエントリー。

 マスカレードボールは父と同じキャリア3戦。姉マスクトディーヴァも3歳秋に重賞を勝ち、祖母ビハインドザマスクも古馬になって重賞を優勝。父、母ともに晩成傾向でまだまだ伸びシロを残します。前走は、距離延長で2ターン競馬。ドゥラメンテ産駒ならではの気性が悪い方に出てしまいましたが、今回1ターンの競馬で距離短縮。集中して走れば前々走アイビーS以上のパフォーマンスも期待できる状況。

 ネブラディスクは姉がリスグラシュー。おそらくまだまだ上昇が見込める素材。今回も新馬戦よりもパフォーマンスを上げてくる可能性は高いですが、その上昇幅がどこまでか? が焦点。

 ドゥラメンテ自身が上昇途上ながら共同通信杯で連対したのと同様、今年は産駒が共同通信杯で馬券圏内には走ると見立てています。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の共同通信杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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