今年は京都芝外1400mで行われる阪急杯。最近の京都芝外1400の重賞といえば、ミッキーアイル×ストームキャットのナムラクレアが斬れまくっているイメージだが、そのイメージでいうならば父ストームキャット系×母父ディープインパクトのオオバンブルマイ、父リアルスティールがディープインパクト×ストームキャットのドナベティ、母系にストームキャットをもつグレーターロンドン産駒フォーチュンタイム、ここらに注目したくなる。(解説:望田潤)
オオバンブルマイ 母ピンクガーベラはブランボヌールやエントシャイデンの全きょうだい。母母ルシュクルはファルコンS3着でビアンフェの母。牝祖アジアンミーティアはアンブライドルズソングの全妹でダコールの母。父ディスクリートキャットはエアハリファやコンバスチョンを出すストームキャット系で、つまり本馬も「ディープインパクト×ストームキャット×アンブライドルズソング」の黄金配合。大箱向きのマイラーで、今は京都外1400が一番斬れるかも。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
ダノンマッキンリー モイグレアスタッドS(愛G1・芝7F)勝ちシェイルの半弟で、欧年度代表馬ディラントーマスや欧2歳女王クイーンズロジックの甥。母ホームカミングクイーンは英1000ギニー馬。母父ホーリーローマンエンペラーは短距離G1を2勝したデインヒル産駒で、モーリス×デインヒル系はオセアニアで成功している配合だ。阪神Cは前半かかってしまったが、スワンSを見てのとおり折り合ったときの爆発力はやはりピカイチ。ここも前傾ラップで流れてほしい。
距離◎ スピード◎ 底力◎ コース○