2月小倉に行われる伝統のハンデ戦。24年3人気1着エピファニー(父エピファネイア)、10人気3着セルバーグ(父エピファネイア)、23年2人気1着ヒンドゥタイムズ(父ハービンジャー)、10人気3着バジオウ(母父ハービンジャー)、22年3人気2着ランブリングアレー(母父シンボリクリスエス)、21年1人気2着ボッケリーニ(母母母父リアルシャダイ)、20年10人気2着ドゥオーモ(母父コマンダーインチーフ)と、ロベルトの血を引く馬がよく絡んでいるし穴にもなっている。取り上げたなかではグランドカリナン(母母父ブライアンズタイム)とコスモブッドレア(父ゴールドシップ)がロベルトもち。(解説:望田潤)
グランドカリナン ラボエームやロンコーネの半弟で、牝祖ショウリノメガミは中山牝馬Sと京都牝馬特別の勝ち馬。父リアルインパクトは安田記念に勝ったディープインパクト産駒でラウダシオンやモズメイメイなどを出している。リアルインパクト産駒らしからぬ長手の体型を利したストライドで、全連対が東京と中京と新潟外回り。サウスポーというよりは大箱が向くタイプだろう。距離も2000m以上あったほうがよさそうで、小回り1800でどう立ち回るか。
距離○ スピード○ 底力○ コース○
コスモブッドレア 母コスモバタフライはJRA3勝、紫苑S3着など芝中距離で活躍。牝祖キソティックからはソリストサンダーやオーシャンフリートが出る。母父ソングオブウインドはエルコンドルパサー産駒で菊花賞に勝った。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒でユーバーレーベン、ウインキートス、メイショウタバルなどを輩出。全体に父母相似配合になっていて、機動力と粘着力で走る中距離馬。前走自ら動いて勝ちきったのは好感も、1800だと時計がかかってほしいか。
距離○ スピード○ 底力○ コース○