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【フェブラリーS予想】フェブラリーSはスプリント血統が上位を占める

  • 2025年02月21日(金) 19時00分
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鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
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父か母父米国型のスプリント種牡馬が走る


 JRAの主流種牡馬は、現役時代に1400m以下のGIを勝った馬は少数派。(1400mGI自体がJRAにはありません)

 1400m以下で高いパフォーマンスを発揮するように配合された馬自体が非主流勢力になってしまうのですが、競馬で要求される能力の方向性は一定ではありません。そして「非主流の1400m以下で強い血統」を狙うことが高配当のカギになるレースはJRAのレースにもあります。ここ数年のフェブラリーSも「非主流の1400m以下で強い血統」が穴を連発しています。

 先週の2月15日の東京12レースもそうでした。このレースは少数派のスプリント血統が穴を出すと予想。「競馬放送局」でも、レース前にそう解説して勝負レースに推奨。

 本命のシンバーシアが1着。相手本線に推奨したレッドレナートが13人気で2着。3連単約57万馬券を的中。

 このレースでは「芝1200mGIを勝っていた父大系統ミスプロ系」の馬はシンバーシア、レッドレナート、エールトゥヘヴンの3頭のみ。この3頭が1、2、4着。

 この日は「亀谷競馬サロン」に岡田紗佳さんが来場されていたのですが、岡田さんにもスプリント血統を狙うことを強く推奨。スプリント血統で大穴馬券を狙う破壊力を存分に示すことができました(岡田さんは血統の能書きよりも、札束を数えている姿の方が印象に残ったようですが(笑))。

 そして、今週のフェブラリーSも先に述べたように「1400m以下GIを勝っている血統」が穴馬券のポイントになっています。もう少し細かい配合論を加えると、欧州血統。なかでもキングマンボもブレンドされた配合がベストですが、そこまで考慮しなくても該当血統は絞れます(血統ビームオリジナルの血統系統、国別血統タイプはスマート出馬表を参照)。

 昨年も5人気で2着のガイアフォースは母父がクロフネ。米国型ノーザンダンサー系でスプリントGI勝ち馬を何頭も出した種牡馬。13人気3着のセキフウは父がヘニーヒューズ。米国型ノーザンダンサー系でアメリカの1400mG1も勝っていた種牡馬。

 一昨年の勝ち馬レモンポップも母父がジャイアンツコーズウェイ。米国型ノーザンダンサー系で1400mG1を勝っていた馬で多数の産駒が1400m以下G1も勝利。2着レッドルゼルの父もロードカナロア。自身も産駒もスプリントGIを優勝。ロードカナロアの母父は米国型ノーザンダンサー系のストームキャット。レッドルゼルの母父フレンチデピュティはクロフネの父。

 今年のフェブラリーSも「父自身が1400m以下GI勝ち馬。父の父系か母父系が米国型ノーザンダンサー系」の種牡馬は限られますが、少数派の米国要素を持ったスプリント血統が上位独占する可能性は高いと見立てます。

 該当血統は父がロードカナロアのエンペラーワケア、コスタノヴァ。

 父ヘニーヒューズのタガノビューティー。

 父マインドユアビスケッツのデルマソトガケ。

 父ドレフォンのミッキーファイト。

 フェブラリーSでのスプリント血統の躍進は、ロードカナロアに加えて、ドレフォン、マインドユアビスケッツが導入されたこと。そして何より中距離血統の一線級はサウジアラビア、ドバイに行ってしまうことが増えた影響も大きいです。

 今年はもちろん、今後のフェブラリーSも米国要素を兼ね備えたスプリント種牡馬の産駒が上位を占めることがスタンダードになっていくことでしょう。

 著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のフェブラリーS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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