競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに中山記念出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
シックスペンス美浦・国枝栄 牡4

▲2月19日撮影(c)netkeiba
蹄の炎症でマイルCSを回避。毎日王冠以来の実戦に。坂路のみの調教で爪の状態は本物でなさそうだが、馬体はだいぶ固まってきた。トモに厚みが出たことで前後のバランスが良化。重心が前に落ちずに窮屈さを感じさせなくなり、軸のズレが見られなくなっている。キズナ産駒で腹線は緩いタイプなので、それほど太い仕上がりとも映らない。
アルナシーム栗東・橋口慎介 牡6

▲2月20日撮影(c)netkeiba
モーリス産駒のマイラー体形。中山金杯はハイペースで上手に脚がたまり、ロスのない立ち回りから一瞬の鋭い脚を発揮して重賞2勝目をマーク。薄い皮膚感で