競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにフィリーズレビュー出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ルージュラナキラ美浦・加藤征弘 牝3

▲2月27日撮影(c)netkeiba
前走はオーバーペースで前が凌ぎ合う前崩れの流れを味方に付け、しんがり一気を決めて連勝。トモのボリュームや丸みは申し分ないが、キ甲の抜け具合や尻高体型を踏まえれば成長途上だろう。少し前重心でも後肢が流れており、まだトモ腰に甘さが残り発馬に課題を残す現状。ややカキ込む走法からすれば、少し上がりや時計を要す方がベターか。阪神の馬場がどうか。
キャッスルレイク栗東・松下武士 牝3

▲2月26日撮影(c)netkeiba
1週前追いは坂路でハードに追われたが、左手前に替えてからは外にモタれ気味。厚みのある前腕に比べると、少しトモの容量や丸みは物足りなく前が強いフォルム。現状は前でしぶとさを生かす形の方が持ち味は出そうだ。立ち爪で