
▲昨年はコスモキュランダが優勝(撮影:下野雄規)
先週開幕した中山芝で1800~2000mは5レース施行。連対した10頭のうち9頭が最初のコーナーを5番手以内で通過。また、4番人気以下で3着内に好走した8頭は全て最初のコーナーを4番手以内で通過。
日曜9Rの富里特別では最初のコーナー4番手以内通過馬が3着までを独占。3連単が250万を超える大波乱になったように、先行馬が恵まれていた。
弥生賞も2021年以降、3着内に好走した馬が全て3コーナーを5番手以内で通過。昨年の勝ち馬コスモキュランダは向正面で動いてポジションを上げていたが、それを除けば最初のコーナー通過から前にいた馬が好走している。
ただし、今週は週中から降雨予報。週末も雨の影響を受けて馬場の傾向は先週と変わることも考えられる。
過去10年の弥生賞でJRAの馬場発表が「良」以外になり、雨の影響をうけた年は2015年、2019年、2020年の3回。
この3回では3着内に好走した9頭のうち、最初のコーナーを4番手以内で通過していたのは1頭のみ。雨の影響で馬場状態が悪化した場合、後方待機馬が恵まれている。
最近のレース傾向、先週の馬場状況は先行有利だが、雨の影響が残った場合、傾向は一転するだろう。

▲今週の推奨馬のミュージアムマイル(c)netkeiba
ミュージアムマイルは2走前に今回と同じく直線が短いコースで2000mの黄菊賞を圧勝。
キャリア4戦のうち3戦は直線が長いコースに出走しているが、仕掛けられてからの反応が速い馬。直線が短いコースの方が向いている。
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