こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。
今週YUTA氏が注目したのは、中京競馬場で行われる金鯱賞(GII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
前走GI出走組も堅調
まずはコースの特徴について。
中京芝2000mはホームストレッチの上り坂の途中からスタートすること、最初のコーナーである1角までの距離が短めであること、1~2角のコーナー半径が小さいこと、これらによって前半のペースは落ち着く傾向にあるが、残り1000m辺りから直線の途中までは下りが続くので、概ね4~5Fのロングスパート勝負が多いコースとなっている。
次にレース傾向について。
コース傾向通り序盤のペースがあまり上がらず、また、2020年以外は開幕週に行われていることもあって先行馬の活躍が非常に目立っており、開催が現在の時期となった過去8年の3着以内好走馬のうち13頭が初角4番手以内に位置していた馬であり、特に逃げ馬は[2-3-1-2]と毎年のように馬券圏内に好走している。
また、GIへ向けてのステップレースとして位置づけられているということもあり、メンバーレベルが高くなって実績上位馬が順当に好走することが多く、過去8年で海外を含む前走GI出走組が[5-5-2-17]と上々の成績で、一昨年を除けば最低1頭は馬券圏内に好走しているように、今年も該当馬には要注目。
【上位人気想定馬ジャッジ】