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【フラワーC予想】中山内回りの適性が重要 ヌレサドフェアリーをもつ先行型から

  • 2025年03月16日(日) 18時00分
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過去5年のフラワーCにおいて、24年ミアネーロ(父ドゥラメンテ)、22年スタニングローズ(父キングカメハメハ)、21年ホウオウイクセル(父ルーラーシップ)、20年アブレイズ(母父ジャングルポケット)と、良馬場で行われた年はヌレイエフ≒サドラーズウェルズ=フェアリーキングの血を引く馬が勝っている。ちなみにこの4頭の4角順位は6、3、2、2。差し追い込みは頭からは狙いにくいレースだ。ミアネーロは紫苑S2着、スタニングローズは紫苑S勝ち、アブレイズは中山牝馬S2着。勝ち馬は後に中山の重賞で再度勝ち負けしている。(解説:望田潤)


インヴォーグ
 エンパイアブレイクの半妹で、スティールパスの姪で、バイシュラバナのイトコ。母トレンドハンターはフラワーC勝ち馬。牝祖スターマイライフからはサークルオブライフやハーグリーブスなどが出る。ロードカナロア×マンハッタンカフェはレイハリア、クロミナンス、シャザーンなどと同じだが、本馬はストームキャット3×4で父を細身で脚長にしたようなマイラーに出た。1800も守備範囲だろうが、前走のようにスローで先行したい。ハナには拘らない。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○

エナジーショット
 ワンモアバイトの半妹で、母スペシャルピースはJRA2勝(芝2000、ダ1800)。牝祖ロイヤルティアラの子孫にグレイスティアラ、サトノフェニックス、ダノンバトゥーラ、リジルなどが出る。父サンダースノーはドバイワールドCの勝ち馬でテンカジョウ、ミスターダーリン、ジーサイクロン、カフェニクスなどの父。母方がマイラーなので中山内1800向きの機動力が武器で、前走も好位抜け出しで勝ちパターンだった。最後もうひと押しあれば。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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