最近の阪神大賞典はディープボンドとユーキャンスマイルとオルフェーヴル産駒の争いという様相だったが、24年は1着テーオーロイヤル(母母父クリスエス)、3着ブローザホーン(父エピファネイア)、23年は1着ジャスティンパレス(母母父レッドランサム)、2着ボルドグフーシュ(父スクリーンヒーロー)、3着ブレークアップ(母父クロフネ)と、ロベルトの血を引く馬が上位を賑わせている。22年5人気2着アイアンバローズ(母母父レッドランサム)、21年9人気3着ナムラドノヴァン(母母母父ロベルト)など穴にもなっているのでまずはロベルト重視で。(解説:望田潤)
ゴールデンスナップ ドリームカイザーの甥でメイショウミライのイトコ。母メイショウジェイはJRA2勝(芝1700~1800)。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒でユーバーレーベン、ウインキートス、メイショウタバルなどの父。母系にブライアンズタイムをもつゴールドシップ産駒はユーバーレーベンやマイネルエンペラーなど走っている。いかにも低燃費な体質走りで長距離のスタミナ勝負には自信。万葉Sのように上がりがかかるタフなレースになれば浮上する。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
コパノサントス テーオーダグラスの半兄で、テーオーフォルテの甥で、目黒記念勝ち馬のコパノジングーも近親。父イスラボニータは皐月賞馬でヤマニンサルバム、トゥードジボン、コスタボニータなどを輩出。母がハービンジャー×マンハッタンカフェ×トニービンと重厚な血統で、イスラボニータ産駒にしては長いところを走っているが、ダイヤモンドSは直線では余力がなかった。大箱向きだがステイヤーではないということか。ここはスローのほうが好走の目はありそう。
距離○ スピード○ 底力○ コース○