競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに阪神大賞典出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ヴェローチェエラ栗東・須貝尚介 牡4

▲3月12日撮影(c)netkeiba
レース出走から12日後には坂路で大きめを乗り、その後も須貝厩舎らしく丹念かつハードな調整。1週前追いはカキ込みの利いた走法ながら回転が速く、以前に見られた口向きの課題を見せず鋭い伸び脚を発揮。前走時に比べると肩部分の筋肉量が増し、薄手の華奢なイメージから均整の取れたフォルムに変貌を遂げている。短期間だが完成度がかなり増した印象だ。
ゴールデンスナップ栗東・田中克典 牝5

▲3月13日撮影(c)netkeiba
ここ5走は二六以上のレースに出走し5、2、2、4、1着。父と同じ毛色でステイヤーの血が騒いでいる