こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。
今週YUTA氏が注目したのは、中京競馬場で行われるファルコンステークス(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
内枠&距離短縮馬が有利に
まずはコースの特徴について。
中京芝1400mは2コーナー付近にあるポケットからのスタートで、最初のコーナーである3角までの距離が長く、その上スタート後300m辺りからは下り勾配となっているので、序盤からペースが上がりやすく、また、コーナー角度がきつい3~4角でも速いラップを踏まなくてはならないことから、内枠>外枠の傾向も強いコースとなっている。
次にレース傾向について。
コース傾向通り内枠に入った馬の好走と外枠に入った馬の苦戦が目立っており、過去10年の3着以内好走馬30頭のうち15頭が3枠以内の馬だった一方で、6枠から外の馬は[2-2-2-63]という厳しい結果が残っている。
また、以下の表はファルコンSの前走距離別成績をまとめたものだが、序盤からペースが上がってスタミナが問われやすいレースということもあってか、前走が1200m、つまり距離延長で臨んでくる馬がかなり苦戦している一方で、前走から距離短縮で臨んでくる馬は過去10年で18頭も馬券圏内に来ており、該当馬には今年も注目しておいた方が良さそうだ。
【上位人気想定馬ジャッジ】