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【阪神大賞典予想】長距離適性より出走してきたレースの格を重んじたい一戦

  • 2025年03月21日(金) 18時00分
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前走重賞組に注目


 阪神大賞典は大物が出走することもあるレース。今年は「GI級」とまで言える馬が多くはないが、それでも長距離適性より出走してきたレースの格を重んじたい。

 ショウナンラプンタは勝ち切れていないものの菊花賞4着、日経新春杯2着とレースの内容は濃い。本格的にスタミナを問われる展開にさえならなければ地力で好走できると思うが、脚質的にどうしても差し遅れはあるので、3連単などの場合はどう扱うかを考えなくてはならない。

 ヴェローチェエラは日経新春杯で1番人気を4着と裏切ったが、そこまでの出世が順調だった。血統の字面だけを見るとステイヤー感はないが、本格化が遅いあたりは実は長距離向きなのかもしれないという気もする。自在性のある馬なのでどんな位置取りを取るかにも注目。中団より前にいたほうが結果に繋がりやすいように思える。

 ゴールデンスナップは万葉S勝ちでステイヤーぶりをアピールしたが、阪神大賞典は好走馬に占める前走重賞組の割合が高い。昨年の5着を良いと評価するかどうかだが、個人的には◎には前走重賞組を優先し、そのあとに▲☆あたりにこの馬を検討したい。

 ワープスピードはダイヤモンドSで4着までだったが、ハンデを考えると悪い内容ではない。むしろ積極的な競馬ができたのはよかった面もある。4歳馬にファンの目が行っている感じはあるが、だとしたらなおさらこの馬あたりのオッズが良くなる可能性はある。

 ブローザホーンも格という点で無視できない存在。2ケタ着順3連発はさすがに心配になるが、少なくともGIの2戦と今回とでは相手関係がだいぶ違う。有馬記念大敗からここで好走は過去にも例があるし、人気がないなら面白い存在になる。

 マコトヴェリーキーは京都記念3着だからそれなりの格だが、前走が2200mでかつ2500m以上の経験が無いのはこのレースではマイナス。シルシを回すにしても△かというのが私の判断だ。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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