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【高松宮記念予想】荒れる要素が集まっているGIだが今年はシンプル?

  • 2025年03月27日(木) 12時00分
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 日本の芝GIにおいてかなりのシェアを占めているノーザンファーム生産馬。2015年以降の芝GI成績を生産者別で見ると、以下の様になっている。

メシ馬


 ヤナガワ牧場はキタサンブラック1頭による7勝、ノースヒルズはコントレイル1頭による5勝であるのに対して、ノーザンファームはのべ72頭の勝ち馬で挙げた127勝でありその差は歴然。もちろん、“ノーザンファーム育成馬”を含めればさらなる頭数がいる。

 これに対して、高松宮記念での成績は以下の通り。

メシ馬


 昨年の勝ち馬マッドクールはノーザンファーム育成馬なので、ノーザンファームが全く勝てていないとまでは言えないが、生産馬の勝利は06年オレハマッテルゼまで遡る。つまり、他のGIとの差がかなり大きい。上位の顔ぶれも類を見ないほど多彩であり、日高・浦河方面の生産者にもチャンスのあるレースと言える。

 ノーザンファーム生産馬が長らく勝てていないという事実だけを見ても、

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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