急坂2回のタフなコースで行われる大阪杯。今年は、牝馬クラシックを引っ張ってきたステレンボッシュ、連覇を狙うベラジオオペラ、GIIを3勝しているシックスペンス、日経新春杯を圧勝したロードデルレイの4頭が人気を分けそうです。軸にもっとも相応しいのはどの馬なのか? 馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」で占っていきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
注目される国枝調教師のラストイヤー
編集K3(以下、K3) 今週は大阪杯の予想をお願いします。
卍 ドバイと日程が重なるのでメンバーがそろわないかと思いましたけど、なかなか面白そうですね。
K3 はい、馬券的にはかなり。
卍 注目はステレンボッシュとシックスペンスの国枝栄厩舎です。非常に過剰人気しやすい厩舎ですからね(画像は電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑 2025』の国枝栄厩舎のページです。100が平均値)。
K3 アーモンドアイとかアパパネとか、たくさんGIを勝っているイメージがありますから、買いたくなりますもんね。
卍 世間的にその印象は強いでしょうね。
K3 しかも、国枝先生は4月14日で70歳なので、引退興行がここから始まる可能性もありますし。
卍 1年前から狙うんですか?(笑)
K3 まだ早いですかね。
卍 とりあえず、シックスペンス、ステレンボッシュは過剰人気になるのか、それとも騎手と種牡馬の妙味度でカバーするのか、上位人気馬の総合妙味度を見ていきましょう。