NHKマイルCのトライアルだが、過去5年の勝ち馬は次走マイルCで[0-0-0-4]。素直に中山1600に向いたマイラーを狙っていくべきだろう。24年9人気3着ユキノロイヤル(ヘイロー4×4)、22年6人気3着リューベック(母ヘイロー3×4)、19年3人気2着メイショウショウブ(ヘイロー3×5)、18年9人気3着デルタバローズ(ヘイロー5×4)、17年12人気1着ジョーストリクトリ(ヘイロー4×4)と、ヘイローのクロス馬が美味しい馬券になっている。中山マイルだからダンジグ、ストームキャット、ロベルトをもつ馬の好走も目立つ。(解説:望田潤)
アタラシイカドデニ アヴァンティストの甥でカシアスやファーンヒルのイトコ。母母ゴンチャローワはフィユドレール賞(仏G3・芝2100m)勝ち馬。その母ピュアグレインは愛オークス馬。父イスラボニータはフジキセキの代表産駒でヤマニンサルバム、トゥードジボン、ニシノエージェントなどの父。母父サクラプレジデントらしい前がかりな気性でうなりながら先行し、イスラボニータ産駒らしいストライドで走るマイラー。時計や上がりがかかってのクチだろう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
プリティディーヴァ クリテリウムドサンクルー(仏G1・芝2000m)のギアアップやエアフィールドS(米G3・芝9F)のガランティードの姪で、ホルトバージも近親。牝祖ディスピュートはアジュディケーティングの全妹でケンタッキーオークス馬。父キングマンは8戦7勝の名マイラーでシュネルマイスターやエリザベスタワーなどの父。ダンジグ4×5・5の欧州パワー1400寄りマイラーで、クロッカスSはスローで上がりが速すぎて追い込めなかったが、中山でパワー勝負になれば。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎